2006年に発売された本書ですが、ここ数年機関法務を担当することが多くなったこともあり、再読してみました。
入門と銘打ってありますが、読みやすく分かりやすいという意味での入門書ではありません。
ただ、企業法務において機関法務を担当する方に新会社法を考える際の骨太な指針が示されており、その意味では、入門書といっても良いのだと思います。
そして、本書を読み直して、学会を代表する学者の著書は次元が違うな、とあらためて感心させられました。

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