今年もやってきました。『法務のためのブックガイド2016』の季節です。

法務担当者・弁護士・研究者の方々が、法務(知財?)に役立つと思われる本を多数紹介しています*1

紹介された本の中で、私の購入リストに入った本をリストアップしてみました。
題して、『2016年に買って読むぞ!法務(知財)のためのブックリスト』です。

最初は、こちらの2冊。

『訴訟の技能 - 会社訴訟・知財訴訟の現場から』


『訴訟の心得』
いずれも、購入書籍分野別批評会*2、企業法務系ブロガーさん、柴田堅太郎弁護士*3の3名の方がお勧めしています。
私自身は、ここ数年訴訟業務を担当する割合が減ってきていますが、それでも全くないわけではありませんし、「契約交渉等にも通じる要素がある」「企業法務全般に通じる記述も少なくない」「文献引用が豊富(『訴訟の心得』)」と論評されていることから、今回紹介された本の中では、最も読んでみたい本になりました。


続いては、こちら。

『別冊NBL No.149 共同研究開発契約ハンドブック - 実務と和英条項例 - 』
企業法務系ブロガーさん、電機メーカー法務担当者の2名の方がお勧めしています。
契約関連の本は、内容に目を通してから購入するようにしていますが*4、共同研究開発に関する契約は知財戦略とも密接に関係するため私の関心が高いこと、和文のみならず英文の契約条項も多数掲載されているということで資料的価値も高そうなため、購入リスト入りです。


次も契約関連の本です。

『ニューヨーク州弁護士が教える 英文契約書の基礎』
BLJでは、企業法務系ブロガーさんのみがお勧めされている本ですが、「注意すべき表現や交渉・管理実務上の留意点の解説、コラム等見るべきものは多い」と論評され、また、その他にも、私のところに聞こえてくる評判が良いので、購入リスト入りです。


続いては、知財関連の本です。

『18歳の著作権入門 (ちくまプリマー新書)』
購入書籍分野別批評会と企業法務系ブロガーさんがお勧めされている本です。
知財関連の本は、できるだけ目を通すようにしていますが、タイトルに「18歳」「入門」とあることから、ノーマークでした。
「実務をやっている人にも頭の整理になる」「著作権の基礎を的確に教える」ということで、内容はいたってオーソドックスなものと理解し*5、こちらも購入リスト入りです。

最後は、こちら。

『多数決を疑う - 社会的選択理論とは何か(岩波新書)』
大屋雄裕慶応義塾大学法学部教授のお勧めです。
本書は、「適切な決定を得るための決定方法のデザインの重要性に注意を促している」とのことで、国家や地方公共団体といったレベルだけでなく、会社組織、事業組織レベルの意思決定にも参考になる気がしており、購入リスト入りです*6

以上、『法務のためのブックガイド2016』から選ぶ、2017年に向けて、読んでみたい本のご紹介でした*7


<脚注>
*1 寸評というか、理由付きなのが、辛口も含めて(笑)いいですね。
*2 法務担当者6名による、いわゆる匿名座談会ですね。
*3 柴田・鈴木・中田法律事務所の弁護士さんです。
*4 契約業務は、業界毎の特殊性などもあり、自分に合う合わないという問題が他の法律書に比べて大きい、というのが内容に目を通す主な理由です。
*5 私と評価が分かれるかもしれませんが・・・。それも含めて、読んでみたいと思います。
*6 実は、本書は読みたいなと思って、Kindleでサンプル版をダウンロードしたまま、読めていません。。。これを機会に購入し、読んでみたいと思っています。
*7 他にも、読みたい(そして、読まなければならない)本があるので、いつ読み終わるかは、微妙ではありますが・・・。