前回、法務や知財だけでなく、これからは経営に関することを少しづつ書いていこうと思っています、という話をしましたが、経営については体系的に学んだことがないので、今後のベンチマーク(基準)なる経営
(学)の基本書を1つ選ぶことにしました。


そして、今後は、今回選んだ本をベンチマークにして、学んだことがベンチマークと比較して、同じ趣旨・方向性のものなのか、それとも違うのか、違うとしてどのくらい離れているかを理解した上で、自身の経験と照らし合わせて、その適否を判断していこうと思っています。


いろいろと調べた経緯はさておき*1、結論としては以下の2冊*2にしました。





この本に決めた理由は、以下のとおりです。
①著者が日本人であること*3
②経営学のみならず、技術経営やイノベーションに関心があること。
③活躍する経営学者やベンチャー起業家を育てていること*4
④経営学全般に触れており、かつ、記述量がそれほど多くないこと。
⑤比較的最近の書籍であること*5

まずは、ここからスタートしてみたいと思います。


<脚注>
*1 基本的には、Amazonの書評を見たり、経営学の書籍に関してネットサーフィンしただけですが・・・。
*2 基本書なので1冊にしようとおもっていましたが、上下巻ということで、已む無く2冊となってしまいました。
*3 新しいことを書籍を通して学ぶにあたっては、やはり、日本人としての価値観や言葉の問題として日本語で読解する方が、正確にしかも速く理解が深まると思い、著者が日本人という基準を重視しました。
*4 Wikipediaによると、「一橋大学では沼上幹、楠木建、青島矢一、原田勉らを教え、慶應義塾大学榊原研究室からは、ネットプライスドットコムの佐藤輝英、フラクタリストの田中祐介、NPO法人フローレンスの駒崎弘樹らのベンチャー起業家、社会起業家を輩出している。」そうです。
*5 上巻・下巻ともに2013年に改訂第2版が出版されています。