今日は、日頃大変お世話になっている同業の友人と、遅延損害金(遅延利息)に関して話をしたときのことです。

皆さんご存知のとおり、遅延損害金(遅延利息)とは、金銭債務が期限(履行期) までに履行されなかった場合に、債務不履行の損害賠償として支払わなければならない金銭のことです。

具体的な契約書の文言の一例をあげると、

第○条 甲は、個別契約で定める支払期日までに、個別契約で定める代金を支払うものとする。
2 甲が支払期日までに、前項の代金を支払わなかったときは、支払期日の翌日から支払いを完了する日までの日数に応じ、代金に年率14.6%の割合で計算して得た額を遅延損害金として、乙に支払うものとする。

さて、今回のお話は、このような契約書のドラフトを取引の相手方に提示したところ、次のような回答が返ってきた、というお話です。

「支払期日までに支払いができなった場合に、遅延損害金として遅延した日数に応じて14.6%の遅延損害金の支払いをするというのであれば、支払期日前に支払った場合には、前払いとなった日数に応じて、14.6%の割引(代金の減額)をして欲しい。」*1

さて、皆さんなら、このような要望に対して、なんて答えますか?
ちなみに、支払期日は、月末締めの翌月末払いです。

~つづく~

<脚注>
*1 私自身は、このような回答を初めて聞きました。結構、ある話なのでしょうか?私の友人は、「特定の業界から複数回言われたことがある。」と言っていました。